ウラやなぎ

新着情報

★2006/09/17（日）02:14　獣医臨床学会に出席しました

９月１６日
獣医臨床学会に出席して来ました。夜間のナイトセッションに出てきました。明日は重症患者を入院させましたので出席できません。たいていのことは勉強したつもりでしたがこうして新しい情報を聞きに行くとまだ知らないことがどんどん出て明日からの治療にプラスになります。

★2006年01月31日（火）　日本眼科手術学会2006

「学会報告」■平成18年1月27日～29日眼科手術学会
		平成１８年１月２７日（金）～２９日（日）の眼科手術学会に出席して来ました。（写真１）
写真①
	k	今年の学会は東京の国際フォーラムで開催されました。（写真２）
写真②
		今年は自分の中でテーマが２つあります。緑内障をどう治療していくか？もう１つは基本の角膜切開、縫合です。（写真3）
写真③
		相変わらず日本中の眼科医の先生が出席するだけのことがあり盛況でした。（写真４）
写真④
		我々獣医は眼科を勉強しようとすると結構大変です。まず人間のように眼科学が確立されていないこと。大学で眼科の講義がないこと。など。獣医の皆さんが独学でされているため基本が出来ていない事です。今回学会にお願いして基礎の実習に参加させていただきました。人間のお医者さんは寛容です。人間のお医者さんと同様に丁寧に教えていただきました。ありがたいことです。（写真５）
写真⑤
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★2005年06月13日（月）17:47　獣医神経病研究会及び、循環器・腎不全・内分泌疾患

「学会報告」～　　■平成17年6月12日獣医神経病研究会及び、　　　　　　　　　　　　循環器・腎不全・内分泌疾患
	ｋｋ	平成17年6月12日　学会報告実は２つの勉強会をはしごしてきました。午前中は日本獣医畜産大学で行われた。獣医神経病研究会の｢発作に関するシンポジュウム｣で「てんかん」を勉強してきました。（写真①）発作性疾患の臨床像、抗てんかん薬の薬理学、てんかんモデル研究の知見、迷走神経刺激療法を勉強してきました。（写真②）午後から場所を青山で行われた麻門会（麻布大学ＯＢ会）で循環器の専門医を講師に呼び「循環器、腎不全、内分泌疾患」を勉強してきました。勉強の内容の１つを載せておきます。猫が慢性腎不全に陥るとどの位長生きできるか表にしたものです。好きな餌を食べている猫の５０％が３００日で死んでしまいます。（写真③）ところが病院で相談されて出す療法食（写真④表中、、低リン蛋白食）を食べさせてあげると５０％生存率で６００日を超え　生存日数も３倍の１０００日を越えることがこの表から判ります。（写真④）好きなものを食べさせて飼うのがいいのか３倍長生きしてそばにいてくれるのがいいのかは飼い主の考え方もあると思いますが・・・。病院でもらった療法食を食べないという猫ちゃんには勉強会で良いことを教えってもらっってきましたので、病院でお尋ねください。「あなたの猫は腎不全だからもう長くありません好きなものを食べさせてあげて」というのは自分の飼い猫にはしたくありません。



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★2005年06月12日（日）　獣医神経病研究会及び、循環器・腎不全・内分泌疾患

「学会報告」■平成17年6月12日獣医神経病研究会及び、循環器・腎不全・内分泌疾患

平成17年6月12日　学会報告実は２つの勉強会をはしごしてきました。午前中は日本獣医畜産大学で行われた（写真①）獣医神経病研究会の｢発作に関するシンポジュウム｣でてんかんを勉強してきました。（写真②）

発作性疾患の臨床像抗、てんかん薬の薬理学、てんかんモデル研究の知見、迷走神経刺激療法を勉強してきました。（写真③）

写真②

午後から場所を青山で行われた麻門会（麻布大学ＯＢ会）で循環器の専門医を講師に呼び「循環器、腎不全、内分泌疾患」を勉強してきました。勉強の内容の１つを載せておきます。

猫が慢性腎不全に陥るとどの位長生きできるか表にしたものです。好きな餌を食べている猫の５０％が３００日で死んでしまいます。（写真④）

ところが病院で相談されて出す療法食を食べさせてあげると５０％生存率で６００日を超え　生存日数も３倍の１０００日を越えることがこの表から判ります。好きなものを食べさせて飼うのがいいのか３倍長生きしてそばにいてくれるのがいいのかは飼い主の考え方もあると思いますが・・・。
病院食は食べないからという方には今日良い方法を教えていただいたのでいつでも病院で聞いてください。「あなたの猫は腎不全だからもう長くありません。好きなものを食べさせてあげて」っていうのは私の猫の「はなお君｣にはしたくありません。（写真⑤

写真①

写真③

写真④

写真⑤

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★2005年03月27日（日）11:23　比較心身症研究会

「学会報告」～　　■平成17年3月26日比較心身症研究会
	ｋｋ	日本女子大学目白校舎で比較心身症研究会に出席してきました。今日の講演は｢小学校低学年の児童に対する生命尊重の教育－生活科の体験と道徳授業の連携を重視してー」講師は東風安生　先生（早稲田実業学校初等部教諭）内容は年少児に対してのDeath Educationがテーマでした。なぜこんな難しい獣医師に関係なさそうな研究会に出席しているかと申しますと実は今の飼い主さんが死と真正面から向き合わなくなってきたからです。安楽死を含め｢死｣と言うものをどのように対処したらよいのか勉強したかったからです。小学校、中学校、高校の先生また、心理学者などでいろいろな意見がでました。学校で｢死｣をどの時期に、どのように教えたら良いのか。結論は出ませんでしたが興味を持って聞いておりました。私は獣医師ですから教育論だけでなく心理学も学んできていません。したがって学校の先生方がどのようなお考えでお話をされているか自分なりの解釈となりますがいろいろ勉強してきました。獣医師は皆さんが考えておられるよりずっと微妙な立場におります。なぜかと申しますと病気を診るのは当然犬、猫などの動物です。しかし、連れてこられるのは人間です。それも連れてくる人間の年齢がいろいろな世代だということです。しかも犬猫がどのような状況にあるかお話しいただけるのは飼い主に聞かないと判らないのです。なんだ　獣医師のくせに病気が判らないのかって言われるかと思いですが飼い主への問診でほとんどの病気が予想できるのです。いやそう思っております。いかに飼い主さんの観察が大事かということです。特に｢死｣がからんでくるとなおさら飼い主さんの考え方次第で治療方針さえ変更を余儀なくされます。さらに難しくなります。「獣医師の狭い考えの中で対応してよいものなのか」って言うところからこの研究会で勉強させていだだいているわけです。子供たちが｢死｣に直面する機会がなくなってきております。動物が死ぬのは病院だったり、塾に行っている間だったり、死んだ動物に触る機会さえないのです。このような状況を正確に把握しないとこれからの獣医医療が見えなくなってしまいます。獣医医療は奥が深いのです。




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★2005年03月26日（土）　比較心身症研究会

「学会報告」～　　■平成17年3月26日比較心身症研究会
	ｋｋ	日本女子大学目白校舎で比較心身症研究会に出席してきました。今日の講演は｢小学校低学年の児童に対する生命尊重の教育－生活科の体験と道徳授業の連携を重視してー」講師は東風安生　先生（早稲田実業学校初等部教諭）内容は年少児に対してのDeath Educationがテーマでした。なぜこんな難しい獣医師に関係なさそうな研究会に出席しているかと申しますと実は今の飼い主さんが死と真正面から向き合わなくなってきたからです。安楽死を含め｢死｣と言うものをどのように対処したらよいのか勉強したかったからです。小学校、中学校、高校の先生また、心理学者などでいろいろな意見がでました。学校で｢死｣をどの時期に、どのように教えたら良いのか。結論は出ませんでしたが興味を持って聞いておりました。私は獣医師ですから教育論だけでなく心理学も学んできていません。したがって学校の先生方がどのようなお考えでお話をされているか自分なりの解釈となりますがいろいろ勉強してきました。獣医師は皆さんが考えておられるよりずっと微妙な立場におります。なぜかと申しますと病気を診るのは当然犬、猫などの動物です。しかし、連れてこられるのは人間です。それも連れてくる人間の年齢がいろいろな世代だということです。しかも犬猫がどのような状況にあるかお話しいただけるのは飼い主に聞かないと判らないのです。なんだ　獣医師のくせに病気が判らないのかって言われるかと思いですが飼い主への問診でほとんどの病気が予想できるのです。いやそう思っております。いかに飼い主さんの観察が大事かということです。特に｢死｣がからんでくるとなおさら飼い主さんの考え方次第で治療方針さえ変更を余儀なくされます。さらに難しくなります。「獣医師の狭い考えの中で対応してよいものなのか」って言うところからこの研究会で勉強させていだだいているわけです。子供たちが｢死｣に直面する機会がなくなってきております。動物が死ぬのは病院だったり、塾に行っている間だったり、死んだ動物に触る機会さえないのです。このような状況を正確に把握しないとこれからの獣医医療が見えなくなってしまいます。獣医医療は奥が深いのです。




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