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★2011年01月20日(木)01:04  先日のワンちゃん
先日のワンちゃんは血糖値のコントロールが出来ず単なる糖尿病ではないと思い副腎にエコーをかけました。ありました。左の副腎の腫瘍でした。血中コルチゾールが正常値なのでだまされてしまいました。特に左側の副腎は大動脈を巻き込み手術不可能です。胸部は肺水腫がとれ状況が良くわかるようになるとなんとびまん性の肺腫瘍でした。原発は副腎なのか(?)最悪です。

★2011年01月17日(月)00:25  大変!
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頑張ってくれると良いのですが。急に倒れてしまって歩けなくなったというワンちゃんです。糖尿病、血糖値が900弱(尿糖1000)、その上ケトアシドーシス、イヌではここまでのケトアシドーシスはあまりないのですが、その上フィラリアによる鬱血性心不全。慢性膵炎を起こしていたのでしょう低カルシュウム血症。甲状腺低下症。コルチゾールは正常でしたのでクッシングによる高血糖ではなさそうです。痙攣は低Ca血症と甲状腺低下からのものでしょう。この寒さが引き金を引いたのでしょう。インスリンによる点滴で5時間かけで300近く血糖を下げました。ここからブドウ糖を少し加えながらさらにインスリンを半量にしながらゆっくり下げていきます。これからが正念場です。鬱血性心不全で肺水腫を起こしているため利尿剤を投与したいのですが糖尿病で脱水しています。脱水をとった後利尿剤を静脈に投与。呼吸が楽になりました。ただ私がいままで経験してきたよりかなりきびしいです。東大などの治療したデーターを参考にしながらモニターしていますがそろそろ立ち上がってくれても良さそうですがわんちゃんは辛そうです。去年からの多飲多尿が判っていたとのことでそこでインスリンを使っていたらと悔やまれますが去年は猛暑で水をよく飲んでいましたので判らなかったのでしょう。悪いことは重なるものです、。寝ずに見ていて万が一のことがあってもやることはすでにやっているのでなるようにしかならないのですが獣医の性分か寝られませんよね。

★2011年01月12日(水)02:51  朗報?
昨年末にドライアイの点眼薬が発売になりました。厚生省の認可は昨年4月に下りていましたがやっと販売になりました。今、イヌのドライアイにも有効か統計を取っています。BUT、STT、spkなどが改善してくれれば皆さんがお使いの面倒な軟膏をささなくても良くなります。そうなると良いですね。

★2011年01月02日(日)  あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます
今年で開業して25年になりますが正月に入院や診察予約が無かったのは初めです。
大晦日から正月にかけて初めてゆっくりすごすことが出来ました。良い年になると良いですね。

★2010年12月29日(水)01:48  眼底写真
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眼底写真です。獣医の先生だけでなく人医の先生のコメントでもかまいません。コメント下さい。

★2010年12月25日(土)22:18  夜急に寒くなりました
この頃夕方から急に寒くなってきました。しつこいぐらいに申していますが腎臓病のワンちゃん、猫ちゃんは飲水量に気をつけてください。いつもより水を飲んでいないとき腎不全に気をつけてください。